カバレージ

カバレージ

LOSERS ROUND 2 MATCH 2:THOMASTSAI VS ICHIZOKU

 さて、ここからはLOSERS ROUND2の試合をお届けしよう。
 LOSERS ROUND2では、WINNERS TOP8で敗れた選手と、LOSERS ROUND1で勝利した選手がそれぞれ対戦することとなる。
 まずは台湾のTHOMASTSAIと、フランスのICHIZOKUの戦いだ。

 負けることの許されないトーナメント。会場が緊張に包まれる中、LOSERS ROUND 2 MATCH 2が始まった。

GAME 1

THOMASTSAI使用パーティ・バトルメンバー

ICHIZOKU使用パーティ・バトルメンバー

 序盤の打撃の応酬から、先に攻めたのはICHIZOKU。マイのフラッシュバンで一瞬行動を止めている間に、不可避のライジングラッシュを浴びせる。
 K.O.には至らなかったものの、THOMASTSAIのマイの体力を一気に1割ほどまで削ることに成功する。

 生き残りさえすれば仕事は残されているマイ。だがこのダメージは非常に痛い。交代を繰り返していく中でTHOMASTSAIはマイを繰り出すのだが、グレートサイヤマン2号の攻撃であえなくK.O.。

 次に攻めるのはTHOMASTSAI。ザマスで攻撃を重ねながら、ライジングラッシュにはまだ手を伸ばさない。
 そしてザマスの前にICHIZOKUがマイをチェンジしたところで、これを待っていたといわんばかりにセルにチェンジしてのライジングラッシュ!
 見事な読みだったがしかし、ライジングラッシュのアーツ選択に失敗。攻撃は不発に終わるばかりか、反撃を食らってしまう。

THOMASTSAI

 ICHIZOKUとTHOMASTSAIは互いに慎重に距離を取りながら、時には距離を詰め、また交代を行うと、最初と同じ距離に戻る。互いに相手の出方をうかがっているようだ。

 だが度重なるキャラ同士の戦闘の中で、徐々にTHOMASTSAIのキャラの体力が削られていく。そしてザマスの踏ん張りを使わせると、次に出てきたセルに必殺アーツで大ダメージを与える。
 ICHIZOKUの細かなプレイが光った瞬間だった。
 ここでセルに大ダメージを与えることには大きな意味があり、この攻撃をザマスにカバーチェンジされたくないと考えていたICHIZOKUは、あえて打撃アーツを使うことなくすぐに必殺アーツを繰り出し、ザマスへ交代するタイミングを作らせなかったのだ。

 あっという間にセルを落とし、これで残すは踏ん張りを使ったザマスのみ。

 マイとリブリアンの見事なコンビネーションで、ICHIZOKUが先勝。

THOMASTSAI 0-1 ICHIZOKU

GAME 2

THOMASTSAI使用パーティ・バトルメンバー

ICHIZOKU使用パーティ・バトルメンバー

 開幕からICHIZOKUの猛攻撃が始まる。
 
 マイのコンボを継いだリブリアンがザマスの体力を一気に削っていき、キャラチェンジ回避で攻撃を避けると、グレートサイヤマン2号が更にコンボを重ねる。全く反撃を許さないまま55コンボが成立し、いきなり最初からザマスを倒すことに成功。

 一方的な試合展開になるかと思われたが、THOMASTSAIがこの展開に待ったをかける。
 
 マイ同士の見合いからICHIZOKUはグレートサイヤマン2号にカバーチェンジするのだが、そのままマイは居座って攻撃を続ける。
 回避読みを外した隙を突いてマイで攻撃。更にリブリアンにチェンジして打撃を叩き込むと、究極アーツを発動!
 しかもここで麻痺を引く。リブリアンでグレートサイヤマン2号を仕留め、これで互角の戦いに。

 マイとリブリアンが睨み合う展開だが、先に動いたのはTHOMASTSAI!リブリアンのライジングラッシュで一気に勝負を決めに行く!
 が、ICHIZOKUはアーツ選択を見事に当てると、今度は逆にマイのライジングラッシュを放つ!

 ICHIZOKUのマイに向かって放ったライジングラッシュ。そして今度はTHOMASTSAIがライジングラッシュを見事的中!

ICHIZOKU

 お互い一歩も譲らない展開。

 そして試合を動かしたのは、ICHIZOKU。
 リブリアンでマイに攻撃を重ねていくと、究極アーツを打てる気力を計算した上で更に打撃を加え、気力をぴったり消費して究極アーツ!ICHIZOKUはしっかりと気力を確認しながら攻撃を続けていたのだ。
 これでマイが落ちると、もうゲームは覆らない。

 リブリアン同士の戦いを制したICHIZOKUが、LOSERS ROUND3に進出となった。

THOMASTSAI 0-2 ICHIZOKU

ICHIZOKU Win!

THOMASTSAI「全力でやりたいと思っていましたが、100%の全力を出せませんでした。でも今の結果にはなんとなく納得できます」

 時に力を引き出せないのもまた、大舞台の怖さだ。それでも立派に戦ったTHOMASTSAIに惜しみない拍手を送りたい。

ICHIZOKU「嬉しいです。さっきは緊張していたけど、今は自信が戻ってきました。強い相手と戦うためにここに来たから、強い相手がたくさんいて満足しています」

 強い相手を求めて、ICHIZOKUはLOSERS ROUND 3へ。

記事一覧に戻る