カバレージ

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LOSERS ROUND 1 MATCH 2:SAIROU VS ICHIZOKU

 LOSERS ROUND 1 MATCH 2は、ドイツのSAIROUと、フランスのICHIZOKUによる、ヨーロッパ勢の二人による対決となった。
 二人の強豪の内、どちらかはこの戦いがラスベガスでの最後の試合となる。

 今、ヨーロッパの最強の戦士二人が、雌雄を決する。

GAME 1

SAIROU使用パーティ・バトルメンバー

ICHIZOKU使用パーティ・バトルメンバー

 ファミリータイプのパーティ同士がぶつかり合うGAME 1。しかし選出したバトルメンバーは違っていた。

 この戦いで重要となるのは悟飯(RED)だ。悟空を受けたり、悟飯(BLU)に対してメインアビリティで有利属性を無効にできるなど、ミラーマッチで非常に便利なキャラなのだ。
 そしてその悟飯を擁するのはICHIZOKU。必然的に、SAIROUにとっては厳しい戦いとなる。

 先に攻めたのはICHIZOKUの悟飯(RED)。SAIROUの悟飯に向かってライジングラッシュを発動する。
 この攻撃は通ったものの、有利属性の悟飯はこの攻撃に耐える。そして返す刀でSAIROUの悟飯もライジングラッシュ!
 これがカバーチェンジした悟飯(BLU)に決まり、まずはSAIROUが序盤にして数的優位を築く。

SAIROU

 最初の攻めが不発に終わったICHIZOKU。しかし攻撃の手は緩めない。
 防御力の高い悟空に向かって悟天と悟飯で果敢に攻めると、SAIROUは反撃が目的か、はたまたプレッシャーを感じたか、ダメージを負った悟飯を繰り出す。この悟飯が打撃の応酬で退場すると、勝負は2対2へ。

 次に攻めたのはまたしてもICHIZOKU。悟天の究極アーツを悟空に放つのだが、これに悟空がギリギリで耐える!
 その後の追撃で悟空は落ちてしまうものの、ドラゴンボールを回収できたことでSAIROUはライジングラッシュにリーチ。
 更に大幅に強化した状態の悟天が、SAIROUの最後のキャラとなった。

 そしてこの悟天が最速射撃アーツで悟飯(RED)に何もさせずK.O.。
 
 悟天同士が対峙し――そして決着は一瞬だった。
 バニシングゲージを消費していたICHIZOKUに、SAIROUのライジングラッシュを避けるすべはない。
 最後の望みのアーツ選択が外れ、まずはSAIROUが貴重な白星をあげた。

SAIROU 1-0 ICHIZOKU

GAME 2

SAIROU使用パーティ・バトルメンバー

ICHIZOKU使用パーティ・バトルメンバー

 互いにパーティをがらりと変えてのGAME 2。
 後のないICHIZOKUはガールズタイプで必勝を誓い、SAIROUはスーパーサイヤンズでLOSERS勝利を目指す。
 
 勝負はドラゴンボールをすぐに貯めたICHIZOKUの攻めから始まった。
 覚醒していないブロリーに対して早くもライジングラッシュを使用可能になったリブリアンが、一撃でライジングK.O.に持ち込んだのだ。
 このライジングラッシュは、ICHIZOKUがSAIROUの動きを見て当てるという、技術がとても光る一打だった。外れてしまっても問題ないように打撃アーツも入れており、当たるか外れるかの不確定要素であるライジングラッシュを、リスクのないものとしている。

 後がないICHIZOKUのプレイは更に光る。
 リブリアンの特殊アーツを使用してベジータの次の行動が回避であることを知ると、確実に攻撃を繰り出していく。バーダックの体力にも負担を掛けていき、なんとこの時点でICHIZOKUのバトルメンバーはほぼ無傷。

 リブリアンの攻撃で麻痺が入ったことで、更にバーダックもK.O.に追い込む。

 SAIROUは最後の抵抗として超ベジータのライジングラッシュを使用する。この一撃でマイだけは戦闘不能にしたものの、既に大勢は決していた。

 熱き戦いは、最終ゲームまでもつれ込む。

SAIROU 1-1 ICHIZOKU

GAME 3

SAIROU使用パーティ・バトルメンバー

ICHIZOKU使用パーティ・バトルメンバー

 ICHIZOKUは先ほどの試合で圧勝を収めたガールズ、一方SAIROUはこの大一番でモノパープル
 ほぼ選出段階で2種のブロリーと悟空が選ばれることがわかっているICHIZOKUは、カリフラを加えた特殊な選出で臨む。

 先手を取ったのはSAIROU。開始20秒で悟空のライジングラッシュを発動!まさにライジングというべき速度。
 だがリブリアンの前には効果は薄く、体力を半分削ることすらできない。

 次にライジングラッシュを発動させたのはICHIZOKU。カリフラが放った一撃は――アーツ選択を見事SAIROUが当て、こちらは不発に。

 試合を動かしたのはまたしてもリブリアン!交代禁止によりSAIROUのブロリー(RED)を釘付けにし、一気に攻撃を浴びせていく。麻痺を引いたことで、一気にK.O.。このROUNDではとにかくリブリアンが鬼神のごとき活躍を見せている。狙い通りにまずはブロリー(RED)を落としてみせた。

 キャラ数で負けているSAIROUは、ひとまず1体を削りたい。その願いを込めてカリフラに対してライジングラッシュを放つのだが、これをICHIZOKUもしっかりと読み勝つ!

 しかしSAIROUの攻めはこれに留まらない。ブロリー(PUR)に対してリブリアンからグレートサイヤマン2号に交代したICHIZOKU。ここにブロリー(PUR)の究極アーツが刺さり、残った体力は悟空が削り、これで勝負は2対2に。

 数の上では同じで、残り体力の差で有利となったのはSAIROU。
 次の一手を仕掛けたのはICHIZOKUだ。リブリアンが悟空に襲い掛かる。バニシングゲージがないことを理解しているICHIZOKUは、不可避のライジングラッシュで悟空をK.O.!必殺の時を狙ってライジングラッシュを放つ、実に堅実なプレイだ。

ICHIZOKU

 これで残りブロリー(PUR)1体となったSAIROU。当然、まだ諦めていない。

 ブロリー(PUR)の必殺技がリブリアンに大幅なダメージを与え、二度目の必殺技こそ避けられてしまうものの、更なる追撃はカリフラへと向かう。体力のほとんどないカリフラに耐える道理はなく、これで勝負は1対1に。

 …なったのは、ほんの刹那。

 最後まで戦場で躍動していたのは、このROUNDで幾度となく活躍した女戦士、リブリアンであった。

SAIROU 1-2 ICHIZOKU

ICHIZOKU Win!

ICHIZOKU「最初のゲームは、前の試合を引きずっていてまだ緊張していましたが、2、3ゲーム目は少し落ち着くことができたので、今後はもっとうまくやれると思います」

 覚醒したICHIZOKUは、もう止まらない。

SAIROU「本来なら、負けてしまって残念な気持ちのはずなんですが、今日の2つの試合がとても良い試合だったので、感動している気持ちのほうが強いです」

 良い試合は、強者同士でしか起きえない。最高のゲームの立役者に、どうか惜しみない拍手を。

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